もしチョコレートを食べることが法律で禁止されてしまったとしたら?
この本は、そんなありえないような法律、チョコレート禁止法が発令されてしまった世界が舞台。
たかがチョコレートと言うなかれ。
この法律を破ってチョコレートを所持したものは、大人だったら刑務所行き、子どもだったら再教育と称して洗脳されてしまうという恐ろしい法律なのです。
まるでチョコレートが全ての悪の根源であるかのような厳しさです。
チョコレートが大好きな2人の少年、ハントリーとスマッジャーは、理不尽な法律に抵抗するため、チョコレートの密売を始めることにします。
自由と、正義と、そして何よりチョコレートのために!
チョコレートが好きな人にもそうでない人にも読んでもらいたい1冊。
中学生から上限なし。
(文:小人店員)