タンザニアの草原にあるコビエの丘で、1頭のヌーを殺したライオンを巡って、裁判が始まろうとしていました。
裁判では様々な動物たちが証人として呼ばれ、いろいろな証言をします。
バッファロー、ハゲワシ、マサイの牛、インパラなどなど…。
普段何かと悪者にされがちな肉食動物のライオンですが、果たしてライオンは有罪でしょうか?それとも無罪でしょうか?
裁判長のハイラックスが出した判決は?
そして、絵本の題名にもなっている、「ライオンのしごと」とは…?
この絵本にはアフリカの様々な動物たちの名前が出てきます。
中には聞いたことのないような名前の動物も出てくるので、この機会に調べてみるのもいいかもしれません。
参考程度にリンクを貼っておきます。
トムソンガゼル
バブーン
マラブー
オオミミギツネ
ハイラックス
インパラ
お話を作ったのは獣医で写真家でエッセイストの竹田津実先生。
絵を描いたのは「あらしのよるで」でおなじみのあべ弘士先生。
お二方とも動物をよく題材にしていらっしゃるので、この絵本でもそれは生かされていて、アフリカの動物たちの様子がよく表現されていると思います。
(文:小人店員)