久々に再開の今週の本です。
この絵本は、2007年11月に岡崎で開かれた「世界でたった一つの手づくり絵本展inあいち」に出展された原本を元に出版されたものです。
命に関わるほど重度のピーナッツアレルギーを持っているさあちゃんが、家族や周囲の人々の助けを借りながらも元気に成長していく様を描いてあります。
私達が普段生活する中で、アナフィラキシーという言葉に出会う機会はどれだけあるでしょうか?
今日の日本では、何らかの食物アレルギーを持った子ども達が、小学生ではおよそ100人に1人くらいいると言われています。
一学年に1人いると思えば、意外と身近に感じると思います。
アレルギーの専門医である伊藤浩明先生によるわかりやすい解説付き。
この絵本を読んで、アレルギー並びにアナフィラキシーについて、もっとよく知っていただければと思います。
(文:小人店員)