バレリー・ゴルバチョフの描く様々な動物たちの絵が素敵な一冊。
ヤギくんブタくんのかけあいも面白いです。
ある日、ヤギくんがブタくんの家の前を通りがかります。
ヤギくんはアップルパイを買ったと言っていますが、アップルパイはどこにも見当たりません。
「アップルパイはどこ?」
「どろぼうにとられちゃった」
「おいかけなかったの?」
「むりだよ。もりへにげていったもの」
「もりにいってみた?」
「やまかじでいけなかったのさ」
「やまかじはきえたの?」
「みずをいっぱいかけたからね」
「そのみずは…」
最初はアップルパイの話をしていたヤギくんとブタくんですが、どんどん話は横道にそれ、エスカレートしていきます。
え?結局アップルパイはどこにいったのかって?
それは絵本を見てからのお楽しみ。
(文:小人店員)