しかけ絵本という絵本のジャンルがあります。
しかけ絵本には、普通の絵本にはない面白さがあります。
それは、ページを開いただけでは何が描かれているのか分からない、という点です。
まずページを開いて、そのページにあるしかけを触ってみて初めて内容がわかるのです。
ただの絵本の場合、読むときにすることといったらページをめくることだけです。
しかけ絵本の場合は、しかけを触って楽しむことができます。
小さい頃により多くの刺激を受けるということは、とても大切なことです。
でも小さい子にしかけ絵本を渡すと壊してしまうことがよくあります。
そんな時には、飛び出す絵本のような複雑なものではなく、今回紹介するような絵本を渡してみてはどうでしょうか。
コロちゃんは子犬です。
コロちゃんのママがコロちゃんを探しています。
ごはんの時間になったのにどこかへ行ってしまったからです。
ママはコロちゃんを探していろいろな戸を開けるのですが…。
ここかな?――ちがうよ
ここかな?――いないよ
ママが探す場所から顔をのぞかせる動物たちがユニーク。
かわいい子犬のコロちゃんが大人気のしかけ絵本です。
シリーズ多数。
(文:浅井店長・小人店員)