北の国の白うさぎ「ましろ」は一番先にサンタクロースからお菓子と飾りの贈り物をしてもらうのですが、あっという間に食べてしまって、また贈り物が欲しくなります。
そこで炭を体にぬって黒いうさぎになり、サンタクロースを待ちます。
さて、贈り物はもらえるのかな…?
分かっていながら問いただすこともなく“黒い”ましろの言うことをやさしく受けとめるサンタクロース。
欲張ったために白いうさぎに戻れなくなってしまったことを素直に謝る“ましろ”。
そんな“ましろ”に素敵な贈り物がありました。
もう30年以上も読み続けられるロングセラー。
愛らしく、美しい絵に心が洗われます。
(文:浅井店長)