※ここからさきは、おとうさん、おかあさんだけがよんでくださいね。
今からおよそ100年前の話です。
ニューヨークのサン新聞社に投書した少女がいました。
彼女の名前はバージニア。
質問はたった1つだけ。
「サンタクロースって本当にいるの?」
後日、この投書はサン新聞で取り上げられ、バージニアの質問に対する回答が社説に載りました。
その答えがあまりにも素晴らしかったために、毎年この時期が来るとどこかでこの社説の内容が書かれるようになり、
「Yes, Virginia, There Is a Santa Claus」
で始まるこの文章は、今やアメリカの誰もが知っているほど有名な文章になりました。
この文章の素晴らしいところは、単にサンタクロースがいるかどうかを論じているだけではなく、人間にとって何が本当に大切なのかを教えてくれるところにあります。
いつか子どもに質問された時のために、あるいは、かつて信じていた大切な何かのために、一度読んでみてはいかがでしょうか?
(文:小人店員)