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バックナンバー2005年11月第4週

『シロナガスクジラより大きいものって いるの?』
ロバート・E・ウェルズ せなあいこ:やく (評論社) \1,365

地球上で一番大きな動物の名前は?
ゾウ?
キリン?
いえいえ、違います。

正解はシロナガスクジラ。
大きなものでは全長30メートル、体重150トンにもなります。
150トンがどのくらい重いか計算してみましょう。
現代の幕内力士の平均体重は154キロだそうなので、なんとお相撲さんがざっと974人集まったのと同じくらいの重さということになります!

それほど大きなシロナガスクジラですが、この世の中にはシロナガスクジラよりももっと大きなものが、まだまだたくさんあるのです。

この本は宇宙について書かれた絵本です。
宇宙が広いことは誰もが知っていることだと思いますが、どのくらい広いものなのかを知っている人は、誰もいません。
そんな不可能に挑戦しようというのが、この絵本。

シロナガスクジラを100匹入るようなものすごーく大きな瓶とか、地球を100個入れられる大きい袋なんて作れるわけがないけど、そういう表現のしかたも面白い。

この絵本を読めば、宇宙がどのくらい大きいのかがバッチリ分かる、かもしれない?!

(文:小人店員)

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